2017年3月23日木曜日

【報告】2016年度 春の講座

  3月4日(土),徳島ABA研究会「春の講座」を行いました。
今年度の「春の講座」は,ネットを使ってのテレビ会議システムとライブ配信を活用し,法政大学の島宗先生、県外スタッフ,そして信州ABA研究会(顧問:行動コーチングアカデミー奥田先生)等各地を繋いだ形で実施しました。会場のライブ配信やTV会議システムでの意見交換が初めての試みであったためか、会場からの質疑応答が活発化されにくかったことが今後の課題となりました。しかし,徳島での事例研究だけでなく県外から事例研究の報告を聞く貴重な機会となり,島宗先生、奥田先生からの助言もいただき、スタッフにとって学びの場になりました。


第1部【事例検討会】
  2つの事例についての事例検討を行いました。会場でのライブ配信であったため参加者との質疑応答が活発化されにくかったことが今後の課題となりましたが,県外から事例研究の報告を聞く貴重な機会であり,県内スタッフにとって学ぶことのできる場になりました。


第2部【校内事例検討会について】
  事例研究をチームで取り組んでいき,定期的に指導の見直しができるための校内事例検討会の持ち方について提案がありました。
  管理職を巻き込んで事例検討会を校務として位置づけることで,負担の軽減や子どもに関わる教員に参加してもらえるシステムづくりをしたA校。事例検討会をマニュアル化することで,短時間で効果的な検討ができたB校。
   『まずは一人でも実践してみること』,そして『子どもののことについて共有していく仲間を増やしていくこと』を確認しました。


第3部【ポスター発表】
   ポスター発表では10事例の実践発表を行いました。参加者から発表者への質問が積極的にされ,やりとりをしながら指導実践を共有していました。
   本研究会スタッフが実践した指導事例はブログにアップする予定です。過去の事例研究は「リンク」→「事例研究データベース」からご覧ください。





徳島ABA研究会 連絡板

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